2016年12月24日土曜日

【プラレール修理】ミッキーポッポ(旧動力)の修理

今回はジャンク品に入っていた旧動力のミッキーポッポを修理しました。

分解・清掃

固着したゴムタイヤを取り除いた後、分解しました。
分解画像
旧動力型の車両で、140型のモーターが使用されています。

摩擦ゴム(小)も経年変化により赤黒く固着しており、精密ドライバー(-)を使って取り除きました。
劣化摩擦ゴム画像
分解後のモーターに3Vをかけたところ動き始めたので、30秒ほど慣らし回転させました。
その後、電池ボックスに単2電池を入れ、スイッチを入れてみたところ無事モーターが動くようになりました。
配線や電池端子、シール等の関係で、ぬるま湯に投入しての洗浄が難しかったため、濡らした綿棒で各部を清掃しました。


修理完了

摩擦ゴム(小)の代わりにメガネストッパーを切ったものを取付け、グリスアップし…
ギア画像

各部品を再度組み立ててプラレール ミッキーポッポの修理完了です。
修理完了画像

無事作動するようになりましたが、電池ボックスの蓋が無いのが悔やまれます。

2016年12月17日土曜日

【実験】黄変レールのワイドハイターEX浸け(3ヶ月)

ワイドハイターEXに浸けて3ヶ月近く経つので、再び様子を見てきました。

左側が何もしていないレール、右側がワイドハイターEXに浸けていたレールです。
黄変対策実験画像1

拡大画像です。
黄ばみが薄くなり、ほぼ同じ色合いになったような気がしますが、レールの素材はABSではないので、化学変化によるものではなく、ワイドハイターEXの漂白効果なのかもしれません。
黄変対策実験画像2

なお、ワイドハイターEXに浸けていた方は白っぽい筋のようなものが出来てしまいました。
黄変対策実験画像3

ちなみに、状態検証用として一緒に投入していたABS製品です。
左側が何もしていないもの、右側がワイドハイターEXに浸けていたものになります。
画像では分かり辛いですが、元々は右側の黄ばみの方が強かったので、これに関しては明らかに黄ばみが薄くなりました。
黄変対策実験画像4


まとめ

ポリスチレン製のレールでも黄ばみが少し薄くなるようですが、ABS製品のように素材の化学変化で黄ばみが取れているわけではないと思われるので、効果にはやや疑問が残ります。
また、白っぽい筋の様なものも生じるため、ワイドハイターEXに浸ける時間等も考えなければいけないかもしれません。

2016年12月10日土曜日

【分解・清掃】ジャンク品の水族館車とドリルライナーの清掃

今日はジャンク品の中に入っていた水族館車とドリルライナーを清掃しました。
分解・洗浄した後、連結部品を取り付けただけです。

各部品の分解・洗浄

ねじを外してばらした後、中性洗剤を混ぜたぬるま湯の中で良く汚れを落としました。
水族館車部品画像 ドリルライナー部品画像

組み立てて清掃完了です。
部品の足りない水族館車画像 壊れたドリルライナー画像

欠落している部品等があり、修復困難なため部品取りの素材か改造用の素材にでもしようかと思います。

2016年12月3日土曜日

【プラレール修理】サウンドスチームD51の修理その3

その2からの続きの記事です。】

電気系統の動作確認

電池ボックス内に液漏れ跡は無く、断線も無かったため、電池の端子を綿棒の先で軽く磨き、電池をセットして動作確認してみたところ、サウンドとスチームの機能は問題なく動作しましたが、ギアボックスの動作が怪しい感じでした。


ギアボックスの分解・清掃

分解する前から灰色のグリスが見えていたので嫌な予感がしていましたが、分解して予感が的中しました。埃や糸くず、小さなゴミがギアボックス内に入り込んでおり、埃がグリスと混ざって灰色になっていたのです。
そのため、ギアボックス内のゴミ等を取り除き、綿棒でグリスを綺麗に拭き取った後、グリスアップして組み立てました。


修理完了

部品を組み立ててプラレール サウンドスチームD51の修理完了です。
修理完了画像
連結部品をヒートペンで溶接修理しましたが、取り扱いに気を付けないと再度壊れてしまう可能性は高いです。

今回の修理は、接着できない連結部品や車輪に絡まった大量の糸くず、ギアボックス内に入り込んだゴミ等に悩まされましたが、サウンドやスチームの機能も問題なく動作し、走行機能も甦ったのでとても満足しています。

2016年11月27日日曜日

【プラレール修理】サウンドスチームD51の修理その2

その1からの続きの記事です。】

連結部品の修理2

前回、接着剤で接着することができなかった部品をヒートペンで溶接しました。
溶接後に仮組みしてみたところ、前回接着した部分が取れてしまったうえ、接着剤で再接着できなくなってボロボロになる現象が起こったため、急遽、前回接着した箇所もヒートペンで溶接し直しました。
連結部品溶接後画像
素材が熱可塑性プラスチックなのは間違いないのですが、ABSではないのかもしれません。

車両に仮組みで取付けてみました。
仮組み画像
走行させる分には問題ないでしょうが、持ち上げる時に持ち方が悪いとポッキリ逝きそうな感じです。


各種部品の清掃・洗浄

車両を分解し、車輪の軸に絡まっていた大量の糸くずを取り除き、ボディやシャーシ等の部品を中性洗剤を混ぜたぬるま湯の中で軽く洗浄しました。
D51本体のシャーシと車輪はサウンド系の回路とスチーム系の部品が取付けてあり、分解すると元に戻すのに手間が掛かりそうなため、綿棒とブロワーで清掃しました。

次回はギアボックスや電池ボックス等の状態を見てみようと思います。

その3に続きます。】

2016年11月23日水曜日

【プラレール修理】サウンドスチームD51の修理その1

今回はジャンク品で購入したプラレール サウンドスチームD51の連結部品を修理しました。

連結部品の修理1

幸いにも破損した部品の殆どが残っており、素材もABSのようなので接着剤で接着してみたところ、割れた部品3つのうち、2つは接着できたのですが、画像右下の部品だけが接着できませんでした。
また、いずれの部品も接着剤がついた所が白化し、画像右下の部品に至っては接着剤がついた所が粉のようにボロボロになってしまったため、接着による修理を諦めました。
連結部品画像
作業する時間ができたらヒートペンで溶接してみようと思います。

その2に続きます。】

2016年11月20日日曜日

【プラレール修理】E231系近郊電車中間車の修理

今回はジャンク品で購入したプラレール E231系近郊電車の中間車を修理しました。
ジャンク品のページでも書きましたが、新品の乾電池を入れて車輪を回転させてもサウンドが鳴りません。また、連結部品とゴムタイヤが紛失しています。
なお、よく観察したところ、塗装が薄くなっている所が何か所もありましたが、再塗装まで行うと手間が掛かり過ぎるうえ、臭いで家族に怒られそうなので実施しません。

各部の分解

まずは各部のネジを外して分解可能な所まで分解しました。


各種部品の清掃・洗浄

ギアに埃が詰まったり、車輪の軸にカーペット等の糸くずが絡まっていましたが、ギアの割れ等は無かったので、楊枝の先で埃を取り、絡まった糸くずを取り除いて清掃しました。
また、ボティやギア、車輪等の部品を中性洗剤を混ぜたぬるま湯の中に浸し、古い歯ブラシを使って良く汚れを落としました。


電気系統の動作確認・清掃

各種部品を取り外した状態で電池を入れて動作確認してみましたが、やはりサウンドが鳴りません。
よく見たところ、液漏れした事があるらしく、電池端子のひとつが錆びていたので、楊枝で液漏れの結晶と錆を削り落とし、綿棒の先でよく磨きました。ギアが接触するスイッチの接点も軽く磨き、再度電池を入れて動作確認したところ、サウンドが鳴るようになりました。
車両の中身は金属端子や電子部品があり、中性洗剤で洗浄できないため、綿棒やブロワーで埃等の小さなゴミを取り除きました。


修理完了

綺麗になった各種部品を組み立て…
分解・清掃後画像

E231系近郊電車中間車の修理完了です。
修理完了画像

動作不良の原因は、電池の液漏れにより金属端子が錆びたことによる接触不良と、スイッチの接触不良の2点が原因だったと思われます。

2016年11月13日日曜日

【分解・清掃】ホワイトプラレールFC 後尾車の清掃

ジャンク品で購入したプラレール ホワイトプラレールFCの後尾車両を清掃しました。
分解・洗浄した後、連結部品を取り付けただけの作業です。

各部品の分解・洗浄

ねじを外して分解できる所までばらし、中性洗剤を使用してよく洗浄します。
分解・洗浄後画像

部品が乾燥したら連結部品を取り付け、再び組み立てて完成です。
組立完了画像

使用している工具等について

使用している工具等についてのページを作りました。
上部ヘッダーナビゲーションか下記リンクからどうぞ。

使用している工具等について

2016年11月8日火曜日

【雑記】謎のアクセスについて

6日深夜から8日夜までの間に、Facebookから多数のアクセスがありました。
国別の統計を見るとブラジルからのアクセスが多いようです。
よく見られていたページはスーパーレールD51修理1。
リファラースパムではないみたいだし…何故ブラジルから?

2016年11月6日日曜日

【雑記】プラレールのジャンク品内訳

先日購入したジャンク品の内訳と状態は以下の通りです。全部一纏めで200円でした。
埃等で汚れていたため写真は撮影していません。

機関車A(ミッキーポッポ 緑)

  • 乾電池を入れても作動せず
  • 電池ボックスの蓋なし
  • 客車なし
  • ゴムタイヤが赤黒く変色し車輪に固着


機関車B(C11 SL函館大沼号

  • 乾電池を入れても作動せず
  • 左右除煙板にシール跡あり
  • 主連棒なし
  • 連結部品変形
  • ゴムタイヤなし


機関車C(サウンドスチームD51)

  • 乾電池を入れても作動せず
  • 炭水車と客車を繋ぐグレーの部品が破損
  • 連結部品なし
  • ゴムタイヤなし


機関車D(DD51)

  • 乾電池を入れても作動せず
  • ゴムタイヤなし


機関車E(おしゃべりディーゼル10)

  • 乾電池を入れても作動せず
  • 電池ボックス内に大量の液漏れ跡あり
  • ピンチーなし
  • ドッヂなし
  • 連結部品なし
  • ゴムタイヤが赤黒く変色


サウンド車両の中間車(E231系近郊電車)

  • 乾電池を入れ、車輪を回転させてもサウンド鳴らず
  • 連結部品なし
  • ゴムタイヤなし


貨車A(水族館車)

  • 一部部品が紛失している
  • 連結部品なし
  • ゴムタイヤなし


貨車B(ハイパーガーディアン ドリルライナー)

  • 一部部品が紛失している
  • 連結部品なし
  • 車輪破損


後尾車両(ホワイトプラレールFC)

  • 連結部品なし


ボディのみ(0系?ドクターイエロー)

  • シャーシなし


ボディのみ(E2系新幹線)

  • シャーシなし


レール類(いずれも破損・紛失部品あり)

ストップレール×2
交差ポイントレール
8の字ポイントレール×2
ニュー踏切


サウンド系の車両が修理できるかは難しいところですが、分解&清掃&修理の作業で数ヶ月は楽しめそうです。

2016年11月5日土曜日

【プラレール修理】リターンレールの修理その1

近所のリサイクルショップに、壊れたストップレール等のジャンク品が何点か入ったものが200円で販売されていたので、購入してリターンレールの修理に使用してみました。

凸ジョイントの溶接

ストップレールの凸ジョイント部分を模型用薄刃鋸で切り取り、リターンレールにヒートペンで溶接しました。
リターンレール画像


表面を均す

溶接後の凸凹をリューターで軽く削り…
凸ジョイント部分の画像1

流し込み接着剤で表面を滑らかに均します。
凸ジョイント部分の画像2
溶接前にリモネン系接着剤で仮止めしていたのが原因か、溶接部分が黄色くなってしまいました。


修理完了

他のレールと連結させた時のガタツキも少なく、良い感じに仕上がりました。
まあ、リターンレールを修理しても、往復プラレールを持っていないので使い道はありませんが…

その他のジャンク品は修理することができたらブログにアップしようと思います。

2016年10月29日土曜日

【スーパーレール修理】貨車の修理

タンク車とホッパー車のばねを直しました。
…と言っても、息子が伸ばしてしまったばねが残っていたので、適当な長さにカットして取り付けただけです。

ばねの取付け

上記のとおり、伸びてしまったばねを適当な長さにカットして取り付けただけです。
貨車画像


修理完了

D51に炭水車と貨車が連結できるようになりました。
スーパーレール連結画像

2016年10月22日土曜日

【実験】黄変レールのワイドハイターEX浸け

レールの黄ばみ対策としてワイドハイターEXに浸けてみたものは、息子に悪戯されないように実家に置いてあるので様子を見に行ってきました。
黄変対策実験画像1

ポリスチレン素材だけだと効果の有無が不明瞭なため、黄ばんだABS製品も一緒に投入してあるのですが、ABS製品の黄ばみも取れていませんでした。
黄変対策実験画像2
画像は白っぽく見えますが、現物はもっと黄ばんでいます。

恐らく化学反応に必要な紫外線が不足していると思われるので、もう少し放置して様子を見てみます。

2016年10月15日土曜日

【スーパーレール修理】D51炭水車の修理その2

その1からの続きの記事です。】

L字型部品の接着

前回作製したL字型の部品を炭水車に接着しました。
部品が小さく接着面積も小さいため、ポリスチレン素材の余り部分で補強接着もしました。
炭水車修理画像


修理完了

L字型部品の接着後、前回修理した連結部品を取付けて、炭水車の修理完了です。
修理完了画像1 修理完了画像2

2016年10月10日月曜日

【スーパーレール修理】D51炭水車の修理その1

連結用の部品に近い黒色のポリスチレン素材(プラモデルの黒いランナー)が見つかったので、壊れた連結用の部品を修理しました。

連結部品の修理

まずは、ヒートペンで壊れた部分へポリスチレン素材を盛り、大まかな形を作ります。
連結部品画像1

次に、ヤスリで形を整えます。
連結部品画像2

最後に、接着剤を塗布し表面を均して滑らかにします。
連結部品画像3


L字型部品の作製

連結用の部品と同様に、ヒートペンでポリスチレン素材を成形し、大まかな形を作ります。
L字型部品作成画像1

次に、ヤスリで形を整えます。
L字型部品作成画像2

最後に、接着剤を塗布し表面を均します。
L字型部品作成画像3

接着剤が完全乾燥したら次の工程に移ります。

その2に続きます。】

2016年10月8日土曜日

【プラレール修理】旧動力車両で使用する摩擦ゴム(小)の代用品

先日、100均へ素材探しに出かけたところ、外側に溝のあるシリコンチューブが販売されており、旧動力プラレールの摩擦ゴム(小)の代用品として使えるのではないかと思い購入してきました。
材質は特殊シリコーンエラストマーです。
メガネストッパー画像

プラレールのDD51(旧動力)に取り付けしてみたところ、ややきつめですが取り付けできました。
普通のシリコンチューブと比較すると、素材が柔らかく小径のため、取り付けするとチューブが拡張されて肉厚が薄くなりますが、走行には問題ありませんでした。
シリコンチューブ比較画像 シリコンチューブ取付画像

近所にホームセンター等のシリコンチューブを販売している店舗が無い場合に購入するのはアリかもしれませんが、普通のシリコンチューブに比べて割高です。

2016年10月2日日曜日

【雑記】黒いポリスチレン素材を探す

D51炭水車の連結用の部品を修理するために、黒いポリスチレン素材を探していたのですが、素材単体では真っ黒に見えても、連結用の部品と合わせてみると微妙に色合いが異なるので、なかなか良い素材が見つかりません。
連結部品とプラモデルのランナー画像

2016年9月30日金曜日

【雑記】スーパーレールの貨車等

貰い物の入っていた袋を確認したら、スーパーレールの貨車とD51の炭水車もありました。プラレールの車両と接続できないので袋の中に戻されていたようです。
貨車と炭水車画像1

裏面より。タンク車とホッパー車のばねがありません。そのうちのひとつは、息子が貰ってきた時に伸ばして取ってしまったとのこと。
貨車と炭水車画像2

炭水車の連結部品も壊れています。
炭水車画像

ここまで揃っているとスーパーレール用のレールが欲しくなります。

2016年9月25日日曜日

【プラレール修理】DD51(旧動力)の修理その2

その1からの続きの記事です。】

シャーシの修理

前回修理した箇所は、裏面からヒートペンで溶接し、ヤスリがけした後に接着剤で軽く表面を均しました。
シャーシ修理画像1 シャーシ修理画像2

右前輪部のひび割れ跡も、ヤスリがけした後に接着剤で軽く表面を均し傷を目立たなくしました。
シャーシ修理画像3

左中央部はシャーシの欠けが目立ったので、ヒートペンとプラモデルの黒ランナーを使って穴埋めし、ヤスリがけした後に接着剤で軽く表面を均しました。
シャーシ修理画像4
段差付近のひび割れ跡が残ってますね…


ボディ本体のツメ作製

ツメが折れていたので、ヒートペンとプラモデルの橙ランナーを使ってツメを作り直しました。ここもヤスリがけした後に接着剤で軽く表面を均しました。
ボディ修理画像


修理完了

プラレールDD51(旧動力)の修理完了です。
修理完了画像

2016年9月22日木曜日

【その他の修理】ドリームトミカの修理に挑戦してみたが…

半年ほど前に壊された、ドリームトミカ リラックマの左ミラー(耳)を修理しました。
修理前画像

素材が合成ゴムとのことなので、手元にあったセメダインスーパーXで接着しましたが、接着面積が小さいため取れやすく、小さい子が遊ぶには不安が残ります。
修理後画像