2017年8月27日日曜日

【音声改造】オリジナルガシャット作製その4 『動作確認とプログラム修正2』

土日はスケッチを弄ってました。
今回の改修箇所は、前回気付いたLED点灯間隔の改修とキメワザスロットや武器に挿入した際の挙動の改修です。

LED点灯間隔の改修

前回書いた通り、if文とカウンタを使用してループn回に1度の割合でflash_led(action)の処理をするようにしました。また、DX版のガシャットは最大22秒位点灯しているので、LEDの点灯データも25秒分に増やしました。


キメワザスロットや武器に挿入した際の挙動の改修

ガシャットを武器に挿入(①②③スイッチ同時押下)する際にガシャット挿入音~キメワザ待機音となるので、#define WEAPON_C_READY 17 で新しい処理を追加しました。

また、キメワザスロットや武器に挿入した際にガシャット挿入音が鳴るのですが、DX版のガシャットはガシャット挿入音が鳴っている約2秒の間にキメワザボタンあるいは武器のトリガーを操作しても、次の音は鳴らずにガシャット挿入音が鳴り終わるまでは次の処理を保留するので、それと同様の機構を追加しました。
この処理を流用すれば、ガシャット挿入音の再生完了後にキメワザ待機音を自動再生したり、クリティカルストライク(クリティカルフィニュッシュ)音の後にランダムで「会心の一発」音を再生させることもできそうですが、スケッチの殆どを作り直すことになり、処理も複雑になりそうなので別の機会へ持ち越しとします。


以上が今回の改修点です。
夜に作業していたため、スピーカーを接続せずにシリアルモニタで動作確認したのみですが、動作の方はいい感じに改修できていると思います。
おそらく次の土日になると思いますが、息子のゲーマドライバー等を借りて動作確認し、動作に問題なさそうであれば、現時点でのスケッチを載せてみようかと思います。

その5に続きます。】

2017年8月23日水曜日

【オリジナルガシャット】作製雑記2 『電源周りのトラブル』

オリジナルガシャット作製の際にやらかしてしまった電源周りのトラブルなどを書き残しておきます。
他の方が作製するときの参考になれば…

DFPlayerの電源はArduinoのVccから取らない

最初にブレッドボードでプロトタイピングした際、ArduinoのVccからDFPlayerの電源を取れば良いのではないかと考えて配線したのですが、うまく動いてくれませんでした。
調べたところ、ヒダカ ヒロジ様も同様の問題を経験されたらしく、過去の記事に記述があり、DFPlayerの電源はArduinoから直接取らない方が良いとのことです。
まぁ、回路図通りに作らなかった私が悪いのですが…
ちなみに、ブレッドボード用の電源モジュールから3.3Vを取った場合は正常に動いてくれました。


リチウム電池ではDFPlayerの再生が困難

スイッチサイエンスのリチウムイオン電池が売り切れだったため、ボタン電池のLR44と降圧型モジュールを組み合わせて、3.3Vでの駆動を考えていたのですが、一瞬しか再生してくれなかったり、不快なノイズ音が発生したりして、正常に動作させるのが困難でした。
何か良い方法がないか模索中です。

2017年8月20日日曜日

【音声改造】オリジナルガシャット作製その3 『動作確認とプログラム修正1』

今回はバグヴァイザー対応と武器への対応のため、スケッチを弄りました。

バグヴァイザー対応

レベル3関係のコード部分をコピー・改修してレベルX部分を追加しました。


武器への対応

まず、武器にガシャットを挿入した際の認識率の悪さに関してですが、スケッチ改修前のガシャットをゆっくりめに挿入した際に、割と認識率が高かったので、delay値を10に減らしてみました。
武器のトリガーを引くと変身音が鳴ってしまう件に関しては、武器に挿入した際にクリティカルモードのフラグが真になることを利用して、critical_mode_flag == falseの時にのみレベル2またはレベル3の処理をするように改修しました。


その他改修

DX版のガシャットは、ゲームクリア音とゲームオーバー音はランダムにどちらか一方が再生される仕様なので、ランダム再生にしてみました。
また、クリティカルフィニッシュ、クリティカルストライク時の会心の一発もランダム再生で発生するようにしてみました。


バグヴァイザー対応の動作検証

最初は音が鳴らなかったので、失敗したかと思いましたが、SDカードに音声ファイルを保存し忘れただけだったため、音声ファイル保存後は問題なく動作するようになりました。


武器対応の動作検証

スケッチ改修前は2割程度だった武器認識率が、ガシャコンブレイカーの認識率はほぼ10割、ガシャコンキースラッシャーは7~8割程度と向上しましたが、ブレイカーとスラッシャーの認識率に差が出てしまいました。
スラッシャーの右側スロットと左側スロットの刺し比べをしてみたところ、スラッシャーの右側スロットの方が認識率が悪く、左側スロットに他のガシャットを挿入している状態だと認識率が上がる謎の状況でした。
この辺りはガシャットの個体差や相性の影響もあるのかもしれません。


その他改修の動作検証

ランダム再生にしたので、動作検証にはリアルラックが必要となりましたが、問題なくランダムで再生されました。


新たな課題

前回の問題点はほぼほぼ解消したのですが、新たな課題が発生しました。
武器への認識率を向上させるため、delay値を10に減らしたのですが、LEDの点灯間隔もdelay値に影響されてしまうため、20秒間点灯するはずだったLEDが、2秒間で高速点灯するようになってしまいました。
この件に関しては、カウンタを入れれば制御できると思うので、次回対応時に挑戦してみます。

その4に続きます。】

2017年8月18日金曜日

【オリジナルガシャット】作製雑記1 『お蔵入り案集』

オリジナルガシャット作製に際し、ふと思いついてDFPlayerで色々実験してみたけど、結局お蔵入りした案を書き留めておきます。

案1

DFPlayerのADkey Modeで、抵抗値により再生できる音を選択できるみたいなので、スイッチと抵抗の組み合わせでなんとかできないか考えてみました…が、そもそもスイッチを押した時のみ反応するので、ガシャットを引き抜いた時のサウンド再生には対応できず早々にお蔵入りです。
しかし、一昔前のサウンドロップ的な使い方はできそうです。


案2

DFPlayerのI/O Modeで11番ピンがPre/Vol+の機能なので、SDカード内に2音のみ保存すれば、ボタンを押す度に交互に再生されるのではないかと考え、DFPlayerで確認してみたところ、問題なく動作しました。
ただし、1つ欠点があり、ボタンを長押しするとボリュームが大きくなってしまいます。
こちらも、サウンドロップ的な使い方ができそうですが、ボリュームの欠点をなんとかしないといけません。


案3

スピーカーとLEDを並列接続してLEDを点灯させる方法で、無音部分でもLEDを点灯させる方法が無いか考えてみました。
人間が認識できない周波数でも、音であることには違いはないので、超音波を再生すればLEDが点灯するのではないかと思い、DFPlayerで19,000Hzの音を再生してみたところ、無事LEDが点灯しました。
ですが、認識できなくても音は音、耳に良くなさそうですし、ペット等も嫌がると思うのでお蔵入りです。


案2と案3を合わせれば、ドライバ等には非対応になってしまいますが、単品遊び専用ガシャットくらいなら作れそうです。

2017年8月17日木曜日

【雑記】オリジナルガシャット作製の雑記1

雑記です。

オリジナルガシャットの作製を始めた2月の時点では、息子がまだプラレールやきかんしゃトーマスに興味を持っていた時期だったので、トーマスガシャットを作ったら喜ぶだろうなぁと考えて音源素材を探していたのですが、作製を放置していた期間中に息子のプラレールとトーマスの卒業宣言があり、現在、作製するネタが白紙となっている状況です。

トーマス用に食玩タドルクエストガシャットを購入したので、青い色を有効活用できるネタを探しているのですが、なかなか見つからないうえ、見つかっても音源素材の入手が困難だったりするのがなんとも…

2017年8月16日水曜日

【音声改造】オリジナルガシャット作製その2 『スイッチ遷移検証』

前回記事の武器認識について、息子のガシャコンキースラッシャーを弄っていて、少し分かったことがあるので記載します。

スイッチ説明画像
まず、ガシャットのスイッチですが、スケッチと合わせるため、画像の様に①②③として説明します。

武器にガシャットを挿入した際のスイッチの挙動は、スイッチ①②③がすべてOFFの状態(挿入前)から①②③全てがONの状態(武器のキメワザ待機音再生)になり、間を置かずに①②のみONの状態(挿入完了)になります。

また、武器のトリガーを引くとスイッチ①②ONの状態から①または②1ヶ所のみONの状態となり、トリガーを戻すと①②ONの状態に戻ることがわかりました。
そのため、トリガー操作時に本来クリティカルフィニッシュ音またはジャンル音が再生されるべきところで、レベルアップ系の音声が再生されていたみたいです。
この問題に関しては、キメワザ関係のフラグを使用して制御できると思うので挑戦してみます。

ガシャットが武器を認識しないことがある件に関しては難しいところです。
スケッチのガシャット挿入時のスイッチ処理には問題がないので、使用したガシャットと武器の相性が悪いのか、スイッチの検出間隔の関係で、上記変化を認識できないのかがはっきりしません。

いずれにせよ、色々とスケッチを弄ってみることにしますが、「夜中にガシャットを弄るの禁止令」が発令されてしまったので、次回検証はもう少し先になりそうです。

2017年8月15日火曜日

【音声改造】オリジナルガシャット作製その1 『試作と動作確認』

昨日記事にしたオリジナルガシャットの試作状況はこんな感じです。
試作状況画像
ベルト等に実際に刺してみた状況を確認するため、ガシャポン版ガシャット(フォーゼ)に犠牲となってもらいました。
以下は動作確認の結果です。


ゲーマドライバー

ガシャット抜き差し、レバー開閉に対して問題なく動作しました。


キメワザスロット

ガシャット抜き差し、キメワザ待機、クリティカルストライクいずれも問題なく動作しました。


ガシャコンブレイカー

武器のトリガーを操作すると変身音が鳴ってしまう点と、偶にガシャコンブレイカーと認識しない時がある点が問題として残りました。



ガシャコンキースラッシャー

ガシャコンブレイカーと同様の状況です。


バグルドライバー

スケッチ上でLvXに対応していないのが判明しているので今回は確認していません。


以上の結果から、バグルドライバーに対応させる改修と武器に対応させる改修を考えなければならないことが判明しました。
バグルドライバー対応はそれ程難しくない改修なのですが、武器への対応をどうするか考えないといけません。

2017年8月14日月曜日

【雑記】電子工作はじめました

少し古い話ですが…

昨年の末頃、おしゃべりディーゼル10を修理をするための情報をインターネットで調べていた時に、PICで音声を再生させる方法を記載したページを見つけ、その内容には凄く興味を引かれたのですが、「PICはハードルが高い」と諦めていました。

ところが、オリジナルガシャットの作製方法が記載されたページを今年の1月に偶然発見し、(息子が仮面ライダーに興味を持ち始めた頃でもあったので)ArduinoとDFPlayerがあれば色々作れるんじゃないかと思い、amazonで部品を注文してみました。
上記のページにあったスケッチを使用し、ブレッドボードでプロトタイピングして、何とか動作する所までは出来たのですが、電源周りの問題があったのと、4月から仕事が忙しくなったので、そのまま数ヶ月放置していました。

先日、少し時間が取れたので、色々試行錯誤してみたところ、電源周りの問題は何とかなりそうな感じでした。
ガワとして使用するための食玩版ガシャットも入手済みなので、後はオリジナルガシャット作製用の音素材集めと編集、スケッチの修正をし、部品を食玩版ガシャットに組み込めばオリジナルガシャットの完成…なのですが、なかなか作業時間が確保できない状況です。
今月でエグゼイドが終わってしまうので、(話題的には)今月中に完成させたいのですが、なかなか厳しそうです。

まぁ、のんびりやるしかないか…

2017年8月3日木曜日

【雑記】近況2

相変わらず仕事が忙しくて、ブログ更新がままならない状況が続いています。
また、息子のプラレール卒業宣言もあり、最近プラレールに接する機会も少なくなりました。

とはいえ、修理は完了したけどブログにアップしていない車両もあるので、折を見て更新できれば…と考えています。