さて、この度完成したマロンロックシードですが、このブログにわざわざ足を運んでくれた、ということは作り方等に関心がある方でしょうから、簡潔ですが、そちらをメインに記載していこうと思います。
使用した材料等について
今回のオリジナルロックシード作製に際し、新規に購入したものは下記の物です。()内の値段は購入時の金額です。- Arduino Pro Mini 3.3V 8M (Amazonで352円)
- DFPlayer (Amazonで5個1,278円)
- MicroSDカード 8GB class10 (家電量販店で540円)
- DXバナナロックシード ジャンク品 (リサイクルショップで108円)
- ガシャ版ドリアンロックシード (リサイクルショップで108円)
- マイクロスピーカーユニットHDR9350-010020 (秋月電子通商で2個100円)
- クリアーブラウン塗料 (ホビーショップで216円)
リチウムポリマー電池等の流用品の金額も含めると、総制作費は2,000円程度でしょうか。
また、Arduinoを使ったことが無い方は、このほかにもシリアル変換アダプタ等、必要となるものがあるので注意してください。
回路図について
各種スイッチやLEDは、DXバナナロックシード基板の物をそのまま使用していますが、配線はおおむね下図のとおりになります。DXバナナロックシードの加工について
今回は、DXバナナロックシードの基板やLED、スイッチ等をそのまま流用したので本体内部の余裕は殆どありません。なので、ロックや開錠のギミックに干渉しない程度に内部の部品を削り落として部品を詰め込んであります。
なお、DX版のロックシードは素材がポリカーボネートです。ABS用接着剤(アセトン)を使用すると白化するので、接着するときは気をつけてください。(食玩版、ガシャ版はABSだったので、同じように作業したら見事に白化させました。)
DFPlayerは銀色パーツの真ん中部分をくり貫いて収納しています。
そして、配線等をまとめ…
本体にセットするとこんな感じになりました。
一応、電池蓋を閉められるギリギリのクリアランスはあるみたいでしたが、リチウムポリマー電池を圧迫するのが怖いので、今回はマスキングテープで仮蓋をしました。
「ふた」部分の作製について
時間に余裕があれば、ピーチエナジーロックシードのふたを複製し、マロンエナジーロックシードのようなふたにしたかったのですが、今回はジオウの鎧武回に間に合わせるための突貫作業だったため、ガシャ版のドリアンロックシードをリペイントすることでイガグリを表現してみました。まぁ、レモンロックシードのふたはキウイの流用、ウォータメロンロックシードのふたはマンゴーの流用なので、可能性のひとつということで…
実際に行った作業としては、ドリアンロックシードのふたをクリアーブラウンで塗装し、ラベルを貼っただけです。
塗装は、簡易エアブラシのガスが切れていたため筆塗りしました。塗りムラがあるのはご容赦を。
ラベルは、白い紙へ印刷したものを貼り付けました。これもLEDの光が透過し辛い原因のひとつです。
なお、武器のイラストはVシネマのジンバーマロンが装備していた武器を参考にして、Inkscapeで自作しました。
駆け足ですが、以上がオリジナルロックシード作製にかかる物理的な作業となります。
スケッチ(Arduinoのプログラム)等は、次回の記事で書いていければ…と思います。
【その2に続きます。】
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