2018年3月27日火曜日

【オリジナルガシャット】作製雑記3 『DFPlayerライブラリが正常動作しない』

DFRobotDFPlayerMini版ライブラリで動作しなかった原因がなんとなく分かってきたような気がします。


ヒダカ ヒロジ様のブログで「電源の問題か繋ぎ方の問題か」とのコメントがあり、購入した製品について色々調べてみました。

購入したProMicro(Arduino Leonardo互換)の製品は、J1のソルダジャンパがオープンの場合3.3V駆動、ショートの場合5V駆動とのことで、手元の基板を確認してみたところ、J1のジャンパはオープン状態だったので3.3V駆動で間違いなさそうな感じでした。
ところが、念のため製品を購入したページを再確認してみたところ、半年程前のレビューに「3.3V表記は嘘で、VCCはJ1 open状態で5Vです。」とあり、3.3V駆動に見せかけた5V駆動の製品っぽい可能性が出てきました。

まぁ、5V駆動であるならば、5V用の対策をすれば良いだけの話なのですが、それにしても、今までのプロトタイピングは3.3V駆動前提で試作していたのに、よく動作したなぁとは思います。

2018年3月25日日曜日

【音声改造】オリジナルガシャット作製その7 『前回の不具合への対策』

今回はSGガシャットへの実装に向けて、前回の動作確認により判明した問題への対策を行いました。

スピーカー周りに接触不良がある

念のため、新しい導線で繋ぎ直してみましたが、やはりスピーカーから音は出ませんでした。
配線が原因ではないとすると、基板上に何らかの原因があると思われるのですが、その原因を調査するとなると手間がかかり過ぎるため、今回は新しいDFPlayerに交換しました。
交換後は問題なく動作するようになりました。


電源について再検討する

以前、オリジナルガシャットの電源をボタン電池で何とかしようとしていた時期に、3.3Vのステップダウンモジュールを購入していたので、それを使用してみたところ、LEDの謎の点滅現象はなくなりました。
また、AruduinoもDFPlayerも問題なく動作しました。


その他課題

スケッチのライブラリをDFRobotDFPlayerMiniに変更し、ArduinoIDEの検証ボタンを押してみたところ、mp3_set_serialやmp3_set_volume等でエラーが発生してしまいました。
ネットで原因を検索してみたところ、DFPlayer_Mini_Mp3のライブラリとはコードが異なるため、その部分も修正しないといけない様子。
そのため、そのサイトを参考にしてスケッチを修正し、エラーが出ない状態になったので、開発機に書き込んで動作確認をしてみたのですが、DFPlayerが全く反応しなくなってしまいました。
DFPlayer_Mini_Mp3版のスケッチを再度書き込んだら問題なく動作したので、DFRobotDFPlayerMini版のスケッチに何か問題があるのか、我が家の開発機との相性が良くないのか…
(参考にしたサイトにあったMP3を再生するスケッチをそのまま書き込んでも動作しなかったので、我が家の開発機との相性問題っぽい…)
いずれにせよ、対応には時間がかかりそうなので、当面の間はDFPlayer_Mini_Mp3版で行くこととします。


以上の対策を行い、SGガシャット実装用の機器で動作確認をしたところ、無事動作するようになったのですが、SGガシャット内に搭載するための作業中に失敗してしまいました。
基板画像

ガシャット内のレイアウトを調整中に配線の一部が切れてしまいました。
はんだごて等を実家に置いてきてしまったため、実家に帰った時に修理します…

その8に続きます。】

2018年3月18日日曜日

【音声改造】オリジナルガシャット作製その6 『本番用部品での検証』

今回は手持ちのArduino基板にスケッチの書き込みを行い、動作検証をしてみました。
動作検証画像


今回の動作検証で判明したこと

スピーカー周りのどこかに接触不良がある

ガシャットのスイッチを操作したところ、DFPlayerのLEDは点灯するのに音が鳴りませんでした。
試しにDACの所にイヤホンの線を接続すると音声が聞こえたので、DFPlayer自体が壊れているわけではなさそうです。


電源について再検討する

電源ユニットから3.3Vを供給して動作確認していた時には何の問題も無く動作したのですが、リチウムイオンポリマー電池で動作確認をした際に、何の操作もしていないのにLEDがずっと特定の点灯パターンを繰り返す状態になってしまいました。


その他課題

今使用しているDFPlayerのDFPlayer-Mini-mp3ライブラリは現在非推奨となっているらしいので、DFRobotDFPlayerMiniの方のライブラリに対応したスケッチを検討します。

その7に続きます。】